田村秀子婦人科医院
田村秀子
 私共は平成3年より不妊専門クリニックとして様々な不妊症の方々と接して参りました。私自身も不妊症治療により出産してきたこともあり、患者さん達の目線で治療を行ってきました。私共の目指す不妊治療は「出来るだけ自然に近い治療で子供を授かる事」です。
 当院では最新の機器と技術をもって高度生殖医療を必要とする方には最高級の治療を行うことに尽力をしている一方、そのような治療が必要でない方には出来るだけストレスがなく、「治療をしている」という意識を持って頂かないような診療を目指しています。
 不妊治療というと「つらく耐え難い」というイメージを持たれる方が多いですけれど、その心の持ちようが不妊の原因になることが多いのは意外と知られておりません。まずはその人の心の持ち方や考え方、生活習慣などを聞き、その人だけのオーダーメイドな治療の提案をして参ります。その時にもストレスがかからないような工夫をしております。  当院の待合室に大きなポスターがございます。今までの妊娠した患者さんがどのような治療で妊娠したのかを一目でご理解頂けるものです。「田村秀子に会っただけで妊娠した」という項目があるのですが、他の項目と共にこの項目が増えてくることが私共の誇りです。
 最先端の不妊治療についてもお話しましょう。不妊治療はこの10年の間に飛躍的な進歩を遂げました。体外受精や顕微授精などの技術により今までに子供が出来なかった人にも授かるチャンスが出来てきました。しかし技術が先に進歩して心の部分がないがしろにされやすいのも事実です。不妊専門をうたう以上、技術が優れているのは当然です。そんな当たり前のことではなく、いかに心の部分のケアをいかに充実した上で最新の治療を行うのか、この部分に私共は注目しています。技術のバックアップがあるからこそ、またそれに自信があるからこそ、それを最大限にいかすための体と心のバランス作りを大切にしたいと思っております。
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仕事を続けながらの不妊治療について

  • 2016年10月24日 |
  • Q&A |

こんにちは。Web担当の原です。

 

今日のご質問は、不妊治療の内容に関するものではありません。

しかし、お仕事をされている女性であれば、少なからず悩んだことがあるのではないかな?と思い、こちらをご紹介させていただきます。

 

不妊治療を優先させるべきか?仕事を優先させるべきか?

・・・どちらも欲張りたいですよね^^;

 

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【Q】

いつもお世話になっております.現在治療を始めて1年半.33歳です。

今度妊娠しなかったら体外受精か顕微授精の適応だろうと伺いました。

 

会社で中間管理職という立場上休みは取りにくく,もともと土曜日も休みではなく帰りが遅くストレスも結構あります。

小さい会社なのでうわさになったら大変なので治療のことは内緒にしています。

利点は通勤時間が短いことと10年も同じところなので環境には慣れているといった点でしょうか。

タクシーを使ったりして何とか滑り込みで通院はできていますが,こんな状態で治療を受けるより,責任の少ない仕事に変わった方が針灸治療も受けられるだろうし,何より通院の時間調整が上手くいってストレスが減るかも・・・と悩む日々です。

 

将来,辞めておけばこんな治療もあんな治療もできたのになんて悩むよりは今のうちに辞めてより治療を重視した生活に移行しておいたほうが後悔は少なくなるのかな、なんて考えています。

でも収入から言えば,今度は少ない中でのやりくりにストレスを感じるのかもしれません。

 

正社員のほうが育児休暇も給付金もあるよ、と友人には言われましたがそれは子供ができた場合の話でじゃあできなかったら・・・。

 

先生に伺っても私の人生だからしょうがないことかもしれませんが,色々な患者を見てこられた実績と先生ご自身がお仕事を続けてこられた経験からどう思われますか?

偏見かもしれませんがいつもとても前向きな考えをお持ちの先生に参考として伺いたいのです。

 

お忙しいところすみません。

治療自体とは関係が無いのですがよろしくお願い致します。

 

【A】

当院にお越しの方の大部分はフルタイムでお仕事をしてらっしゃる方々です。
それでも仕事の都合がつかず体外受精ができなかった方はいらっしゃいません。

 

私、義母によく言われるのです、”時間は作るものよ”って。
実際そうなのだとおもいます。
時間がない、無理だ、と思ってもやってみていろいろやりくりしてるとどうにかなってくるものです。
今までも”絶対に来れません”とおっしゃってた方々がだんだん上手にお越しになれるようになった例はわんさかあります。
だからまず石橋をたたくより先に渡りましょう。
みんなが同じ思いを抱いて、そして成してきていることです。
貴女にも絶対にできます。

 

 

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