
胚盤胞移植は、卵管妊娠の確率を下げてくれるのでしょうか?
- 2019年09月10日 |
- Q&A |
こんにちは。Web担当の原です。
一度、子宮外妊娠をした方にとって次の妊娠は待ち遠しいと同時に、もう一度、子宮外妊娠してしまったどうしようと不安にもなってしまいますよね。
果たして、経験者はその確率が高くなるものなのでしょうか?
【Q】
今月31才になりました。
右卵管の子宮外妊娠で卵管を摘出しました。左もほぼ詰まっているようなので体外受精でしかも胚盤胞移植を勧められています。
体外受精でも子宮外妊娠は私のような一度経験しているものはなりやすいと聞きますが、もし次もなるとしたら、左の卵管のほうへ流れてしまうというのが考えられますか?
それ以外の場所の外妊も起こりうるのでしょうか?
先生は胚盤胞移植は外妊の確立をいくらか下げる方法だとお考えになりますか?
【A】
確かに体外受精をしても卵管妊娠なさる方はいらっしゃいますし、過去に卵管妊娠の経験のある方のほうがその確率が高いのも事実です。
でも、卵管妊娠をなさったことのある方でも正常妊娠と卵管妊娠とを比べると、正常妊娠のほうが圧倒的に確率は高いのです。
ですから、あまりご心配なさらずチャレンジなさってください。
胚盤胞移植はたしかに卵管妊娠の確率を下げることに役立つと思いますよ。
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