こんにちは。Web担当の原です。

“出来れば自然妊娠したい”
これは決して特別な願いではありませんよね。おそらく、大部分の方がそう感じているのではないでしょうか。

しかし、疾患を抱えていたり年齢が高い場合などは時間をおかずに、体外受精に進んだほうが良い場合もあります。
考えを固執せずに勇気をもって、まずは一歩進めてみましょう！

今回は、子宮内膜症の手術をされた方からのご質問をご紹介します。
体外受精を躊躇されているようですが、先生からのアドバイスはいかに？

【Q】
先日子宮内膜症開腹手術をしました（現在40歳。20前半に発症）。

右方卵巣50×60子宮後部に入り込んでいてとても残せる状態でなく全部切除。
左方は1/3切除。膀胱・腸などの周辺臓器にかなり癒着していたようです。年齢的にも直ぐに体外受精を勧められました。できれば自然に妊娠したいのですが・・・。

私は一度も妊娠したことがありません。
病院で不妊検査をするのと平行して周期療法で漢方を服用を考えています。
片方卵巣をなくし私の年齢からもかなり焦り悩んでいます。

先の方向性も見失いかけてしまいどうした良いのでしょうかアドバイスお願い致します。

【A】
たとえ貴女が25歳の方であったとしても、私も体外受精を勧めると思います。
それだけ癒着があればおそらく卵管は卵をキャッチしてくれないと思いますよ。

自然に妊娠できればそれにこしたことはないし、癒着がなければ、年齢だってなぁんにも怖くはないと思います。
でもね、自然崇拝してないで体外受精のお勉強をして見ましょうよ。
そうして少なくとも食べず嫌いで終わってしまわないようにしましょうね。　
でないと将来後悔してしまいますよ。

何回もいうようですが、貴女が体外受精を勧められているのは、決して年齢が主理由ではなく、”癒着のため卵を子宮の中に運び込めない”ことが理由なのです。

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