田村秀子婦人科医院
田村秀子
 私共は平成3年より不妊専門クリニックとして様々な不妊症の方々と接して参りました。私自身も不妊症治療により出産してきたこともあり、患者さん達の目線で治療を行ってきました。私共の目指す不妊治療は「出来るだけ自然に近い治療で子供を授かる事」です。
 当院では最新の機器と技術をもって高度生殖医療を必要とする方には最高級の治療を行うことに尽力をしている一方、そのような治療が必要でない方には出来るだけストレスがなく、「治療をしている」という意識を持って頂かないような診療を目指しています。
 不妊治療というと「つらく耐え難い」というイメージを持たれる方が多いですけれど、その心の持ちようが不妊の原因になることが多いのは意外と知られておりません。まずはその人の心の持ち方や考え方、生活習慣などを聞き、その人だけのオーダーメイドな治療の提案をして参ります。その時にもストレスがかからないような工夫をしております。  当院の待合室に大きなポスターがございます。今までの妊娠した患者さんがどのような治療で妊娠したのかを一目でご理解頂けるものです。「田村秀子に会っただけで妊娠した」という項目があるのですが、他の項目と共にこの項目が増えてくることが私共の誇りです。
 最先端の不妊治療についてもお話しましょう。不妊治療はこの10年の間に飛躍的な進歩を遂げました。体外受精や顕微授精などの技術により今までに子供が出来なかった人にも授かるチャンスが出来てきました。しかし技術が先に進歩して心の部分がないがしろにされやすいのも事実です。不妊専門をうたう以上、技術が優れているのは当然です。そんな当たり前のことではなく、いかに心の部分のケアをいかに充実した上で最新の治療を行うのか、この部分に私共は注目しています。技術のバックアップがあるからこそ、またそれに自信があるからこそ、それを最大限にいかすための体と心のバランス作りを大切にしたいと思っております。
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体外受精胚移植後(ET後)のイライラ

  • 2013年08月21日 |
  • Q&A |

こんにちは、WEB担当の堀士です。今年の夏は本当に異常と思えるぐらいの暑さですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

私は夏バテ予防に朝、青汁を飲んでいます。青汁だけだと皆さんご存知のとおり、「まずい!」ので、りんごジュースとメイプルシロップを入れて、美味しくして飲んでおります。ビタミンとミネラルを失いやすい夏場にはもってこいの飲み物だと思っております。

 

さて、前回、当院の田村秀子院長が携帯電話サイト「ルナルナ」の不妊治療バージョン「Umoo」のコラムを掲載しましたところ、多くの方にご好評頂いたので、今後もルナルナコラムを含め、様々なQ&Aをこちらで紹介していければと思っております。

 

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●本日のお題「体外受精胚移植後(ET後)のイライラ」

 

<質問>

秀子先生に質問です。

ETしてから主人の何の言葉に対してもイライラしてしまい、喧嘩が絶えません。

こんな精神状態自分でもつらいけど・・・とにかくピリピリします。

こじつけたくはないのですが、ホルモンは関係しているのでしょうか?

精神病になることってありますか?

 

 

<秀子先生の回答>

ETした後って皆さん気が立ってらっしゃいますからね。

 

まあその間ご主人も腫れ物に触るようにして奥様を扱ってらっしゃることもあります。

精神病になるなんてことはないですから、安心してピリピリしててください。

 

そのうち、”ETごときでこんなにぴりぴりしてルのばかばかしい。私ったら何やってんだろ”って気付くときがきますよ。それまで貴女の気持ちの行くところに任せてみてもいいでしょうよ。

 

ただし、反省している気持ちがあるのだったら、勇気を持ってご主人に「ごめん、ちょっと気が立ってるから。生理来るまで(必ずこういうのですよ。決して結果がわかるまで、ではありません)ちょっとぴりぴりしてかわいくないだろうけど許してね)って言いましょうね。

 

 

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