
不妊治療薬に抵抗感はありますか?
- 2015年11月20日 |
- Q&A |
こんにちは。Web担当の原です。
もうすっかり寒くなって、みなさん体調など崩されていませんか?
何事においても身体が資本なので、風邪などひかないように気をつけていきましょう!
さて、今回は不妊治療を始めてそう時間が経っていない方からのご質問です。遅いながらも自力で排卵ができている方は、多少なりとも薬に対する抵抗感を抱くことがあるかと思います。そういった気持ちを持っている方に、ぜひ見てもらいたいご質問です。
【Q】
初めまして。
元々生理周期が長いのですが、来年あたり出産を考えているので現在婦人科に通い始めたものです。現在周期は35〜50日前後です。
先日行ったホルモン検査では異常はなく、普段基礎体温も二層を示しており高温期も14日ほどあります。多嚢胞卵巣と言われ、そのせいで生理不順もあるということですが気にすることはないとのことでした。
排卵が遅いということで、病院にてクロフェミンを1日1錠もらったものの、結局40日以上排卵が起こらず診察に行ったところ、プロゲストンを出されました。
最初内診もなく薬を・・・と言われたので、出来ることなら自力で排卵させたいと思い内診を御願いしたのですが、子宮の壁が厚くなってきているから7日分でいいねと言われ、排卵はまだだねという感じで結局薬を使用することになりました。
今まで排卵周期は遅いものの、排卵は自分の力でしていたので、薬を使用することに少し抵抗があります。先生は今のうちに周期を安定させたほうがいいし副作用もないとおっしゃるのですが・・・。
すぐに妊娠を望むわけではないので、現在の治療を続けるべきなのか少し不安があります。言わないと内診もないことに不信感もあるので・・・。
先生のご意見をお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします
【A】
担当の先生がおっしゃる通りだと思います。
でも、不思議なもので、お薬いやだな、とか注射いやだな、とか思いながら治療を受けられると、卵巣は敏感に影響を受け、反応を鈍らせてしまいます。
ですから、貴女が納得できないなら妊娠したいと思えるときまで治療を休まれてもいいのではないでしょうか。
ただし、あくまでも担当の先生がおっしゃるように、いずれ妊娠したいなら、今のうちに安定させることができるならその方がいいのは確かだと思いますよ。内診をなさらないのは、今すぐ妊娠する必要がないのなら余分な医療費を使わないようにしてあげようという先生の配慮でもあるのではないでしょうか。
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