
流産後の通水検査はしたほうがいいの?
- 2016年05月19日 |
- Q&A |
こんにちは。Web担当の原です。
卵管通気・通水検査は、子宮口から生理食塩水や空気を送り込むことで卵管が詰まっているかどうか調べる検査です。特に通水検査は治療的な意味合いも含んでいて、これを行うことで詰まりが解消されることもあります。
さて、この検査は流産後に行っておいたほうが良いと言われますが、それはどうしてなのでしょうか?
【Q】
「流産後の通水はしといた方が良い」のはなぜですか?
以前、薬の副作用でめまいがした事があるので、通水のお薬で今現在のめまいが悪化しないか色々不安です。でも「流産後の通水はしといた方が良い」と掲示板で拝見し、どうしていいかわからなくなってしまいました。
めまいは、病院で「良性発作性頭位変換性めまい」だと言われ、脳に異常がなければ自然に治るとのことでした。
できれば避けたい治療ですし、納得して受けたいと思っています。
お忙しいとは存じますがよろしくお願いします。
【A】
流産の前後は子宮の入り口は通常よりも開いた状態になっています。
ですから下からの感染を起こす可能性は通常よりはあるわけです。
もし感染を起こしちゃったりしたら卵管の運動性が不良になることもありえますからね。
ですから、念のため通水はしておくべきだと思いますよ。
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